主任の集いー2 

前半のセッション終了後に参加者がグループに分かれて、各人3つの設問について分かち合いをしました。
休憩をはさんで、後半のセッションでは「現在、自分(家族、親戚含む)が抱えている諸課題・諸問題と先祖との関係はどのようなことか?」「家系図全体を通して、自分は何を感じるか」について、澤畠教会長が研修を行ないました。

諸課題・諸問題と先祖との関係については、ご先祖さまが様々なことを経験して、そのお陰様で今の自分を再認識しました。病死、心的疾患、アルコール依存、人間関係、ギャンブル等様々なことが過去あったことで、子孫がどう生きていくことが良いのかを考えさせられました。

因縁は主に三つあると言われています。一つ目は生理的因縁であり、遺伝、顔、体質、髪の毛、身体機能の問題などの因縁。二つ目は心理的因縁であり、私には父母の血が流れているということから、子供(あるいは孫)が親と同じ行動を取るようになる(異性関係、ギャンブル等)、どちらかというと外向的・内向的な性格になる、恐怖観念や予期作用(親の病気に自分がなるのではないか等)の因縁。三つ目に霊的因縁があり、言い換えると情的因縁とも言え、先祖代々の恨み、つらみ、苦しみ、喜びによる因縁。これら三つの因縁によって、様々な諸問題・課題が起こる可能性があることを示唆しました。

家系図全体を通しては、「因縁はつながっているし、また課題は何かしらあるが、それを克服していくこと、受けとめていくことが自らの生きがいにもつながっていること。そして家をつないでいくことがどれだけ大変なことなのか。ご先祖が一所懸命つないでくれた家を自分としてどうつないでいけるか、どう生きているかが大事だと思うし、二人の息子たちにも伝えていきたいと思います。また、両親からの教えや家系の因縁などについても人生の節目に伝えていき、生活を整えていくには、ご法的考え方、ご供養が大事であると改めて思いました」と伝えました。

後半のセッション後に、グループ法座そして全体発表があり、二人の方が発表に立ちました。Aさんは自分がどれだけ愛情をかけて育てられたことを改めてかみしめたこと、感謝したことを発露されました。またBさんは、身体的不自由はご先祖さまの因縁のせいでなく、いままでその器官が機能していたことへの感謝と捉えて受けとめていくことが大切であると感じましたと発表されました。

最後のかみしめとして澤畠教会長が立ち、開祖さまの親子の信仰に対する葛藤に関するご法話の紹介、会長先生の「先祖への感謝の念が深まると、私たちは自己のあり方や生き方を真摯に見つめずにはいられなくなります。その内省が一隅を照らす菩薩行の実践へ結ばれるときに、私たちは生きる喜びと真の幸せを味わうのです。」というご法話、光祥さまの「どんなに苦しんだ人生も、みんな精いっぱい生きてきた人生です。『ずいぶん辛い思いをして生きてきたんだな。そのお蔭でいまの私がいるんだな』」のお言葉を引用しました。

そして「家系図を通して大事なことは、先祖の徳を讃え、感謝し、受け継ぐ努力をすることであります。家系図を通して、いのちのもとを知る、感じる、いのちの流れを知る、感じる 、家系の因縁(持って生まれた性質や環境)を知る、感じることによって、いまをどう生きていくことがもっともよいのか、自分が喜び、先祖が喜び、宇宙が喜ぶのか、どう人と接していくのか、そして信仰者としては五種法師(受持・読・誦・解説・書写)の実践を通して、人間の真の生き方に目覚めていくことが大事であります。」と締めくくり終了しました。

年に一回の集いでありましたが、各人が家系図を通して、そしてサンガとの分かち合いを通して様々な学びを致しました。合掌