近藤教会長退任のあいさつ

  1. 11月末をもって立正佼成会を退職し、あわせて文京教会長を退任することになりました。22歳で教団に奉職し、以来45年間本部のほか、旭川・仙台・文京の教会長のお役をいただき、幸せな半生を過ごすことができました。
  2. 特に、文京教会における最後の2年間の出会いは、短い期間でしたが、私の人生の大きな宝物となりました。皆さんの仏性に対する深い信頼と敬意をもってお役を行えたことは、本当に幸せなことでした。未熟な私を受け入れ、支えてくださった皆さんに心から感謝申し上げます。
  3. どのように時代状況が変化しても、変わらない信仰の基本があります。目の前の一人ひとりとの出会いを大切にし、「認めて・ほめて・感謝する仏性を拝むこと。
    また、どのような状態に置かれても、また、どのような人と触れ合っても、常に仏さまのはからいと慈悲を感受できる信仰者になる心に本仏を勧請することです。
  4. 大変なときは、大きく変われるとき」と言います。
    新たに澤畠康友教会長さんをお迎えし、さらなる向上を目指して精進を続けていきましょう。
  5. お釈迦さまは、入滅を前に「自灯明・法灯明」を説かれたと言います。「お役だから・・・」という義務感ではなく、また「誰かに言われて・・・」という受け身の信仰ではなく、「自ら発心して」主体的な精進をさせていただきましょう。
  6. 私も12月から一人の会員・社会人として精進します。これまでの学びを糧に、精一杯この“いのち”を輝かせて参りたいと思います。皆さんとご家族の健康と幸せを遠くから心からお祈りしています。