2月15日は、お釈迦さまの祥月命日にあたる涅槃会。
文京教会では、本部大聖堂での式典にオンラインで参加させていただきました。
お釈迦さまが入滅された(亡くなられた)という出来事は、仏教徒にとっては悲しいことと言えます。しかし、肉体が滅することによって、”いのち”の存在をより強く気づかしてくれるとも言えます。
たとえば、私たちも大切な人を亡くした後、だれしも悲しみを感じます。しかし一方で、肉体が存在していた時以上にその人の存在を強く身近に感じるようになることもあるのです。こちらから語りかければ、不思議と何かを語り返してくれる。何故か、そばにいてくれるように感じる。そんな経験をしたことはないでしょうか?
庭野日鑛会長は法話の中で、『極楽とはどこにあるのでしょうか?それは、夫が妻に朝「おはようございます」と先にあいさつをする。すると、そこに神仏の光が差し込み、家庭が極楽になるのです。親がこうした実践をしていれば、子どもは何も言わなくても素直にまっすぐに育つものです』と。
「えー、そんな簡単なこと」と驚くかもしれません。しかし、極楽は以外とすごく身近で、簡単で、何でもないようなところに潜んでいると言われます。百の説法を聞くより一つの実践が大切です。まずは実践してみましょう。
ちなみに近藤雅則教会長は、「裕子さん、おはようございます」と毎朝実践しているようです。
1円のお金もかからず、これで家庭が極楽になれば、こんなありがいことはないではありませんか。
