11月7日、文宗懇(代表は小林大康護国寺貫主・副代表は押見守康湯島天神宮司)主催で、「臨済宗妙心寺派天澤山麟祥院」参詣見学会が行われました。麟祥院は徳川家光の乳母として知られる春日局の菩提寺です。
当日は爽やかな秋晴れの中、文宗懇加盟の各宗派や教団の役員のほか、文京教会の私たちも約20名が参加させていただきました。
10時30分、護国寺執事の関本隆人さまの開会のご挨拶で始まりました。
次に麟祥院住職の矢野宗欽さまの読経にあわせ全員で焼香、その後、座禅の体験をさせていただきました。
さらに、今回は特別に東洋大学の岩下哲典教授より貴重な講話をいただくことができました。麟祥院は東洋大学の発祥の地であること、徳川家光の出生にかかわる衝撃的な秘密などについてとてもわかりやすくお話しくださいました。
その後、清らかな空気に包まれた境内地を散策し、春日局のお墓をお参りさせていただくことができました。
ある参加者の声です。「麟祥院は歴史のあるお寺で、文京区内に住んでいてもなかなか中に足を踏み入れることはできなかったけれども、今回初めて参拝できて本当にありがたい体験をさせていただきました。」
麟祥院の矢野住職さまには、心から感謝申し上げたい気持ちになりました。
文宗懇の今後の活動を楽しみにするとともに、加盟する宗教者の輪がさらに広がることを期待したいと思いました。