近藤教会長さんからのたから物

私は信仰初代です。
信仰とは何か、立正佼成会とは何なのか全く理解しないままに30歳の時にご縁をいただきまた。それから40年。早いもので、支部長(地域の責任者)のお役をして今年で20年になりました。

その間私にも大きな転機が2つありました。
一つは、37歳で血液のガン、悪性リンパ腫になったこと。それは、これから一生懸命お役(教会内の役割)をしようと決心した時でした。2年間の闘病の中で、自分の生き方を見つめる時間になりました。
初めて大聖堂を訪れた時、静寂と荘厳の空気の中で涙が止まらず、あふれ出たことは今でも鮮明に覚えています。主人や多くの皆さんに支えられ、お役にも支えられて、2年を乗り越えることができました。皆さん、本当にありがとうございました。
もう一つは、14年前に主人が亡くなったこと。大事な主人が亡くなり、私はどう生きればよいのか、ずーと考えてきました。

2年前、近藤教会長さんが赴任され、「法華経セミナー」を受ける度に、教会長さんのおことばを体で感じるようになりました。
私自身の最大の売り物(キャッチフレーズ)は、“夫はいない、お金はない、子供はない、家がない”、一つ加えて”若さがない“です。こんな言葉を笑って言える境涯に今いる自分の幸せを感じています。

仏性礼拝と言葉では言える。それを、出会いの中で具体的に実践するには、”認めて・ほめて・感謝する“と教えていただきました。私たちの苦悩の多くは、人間関係のトラブルによって生じるものです。この”認めて・ほめて・感謝する“が実践できれば人間関係のトラブルを解消できて、自分も相手もともに幸せできるものと確信しました。

それは、近藤教会長さんが私たちに行動でお示しくださったことです。私は、そんな幸せな生き方をしていきたいと思います。
教会長さん、心から感謝いたしております。ありがとうございました。

木村Cherry