法華経セミナー第25回(令和7年7月6日)を学んで

近藤教会長さん講師のもと、今回は妙法蓮華経常不軽菩薩品第二十を学ばせて頂きました。今までも常不軽菩薩品は何度となく学ばせて頂きましたが、今日はそういうことだったのかと今更ながら解らせて頂きました。

立正佼成会は、常不軽菩薩のように修行していきましょうと教えて頂いています。常不軽菩薩は、すべての人を「あなた方はみんな仏になられる方々です」と言って合掌、礼拝しました。これは仏性礼拝行と言います。ところが私は仏性を拝むと言っても仏性そのものが、何が何だか解らないのです。仏性のことが書いてある本も読んだりもしましたが、やはり解らないのです。

前に教育者の世話人をしていて、そこで仏性の講義がありました。
「生徒たちの仏性を磨きましょう。心の奥の奥にある仏性がダイヤモンドのようなもので、私たち教師がその仏性、ダイヤモンドを磨き出し、光輝かせるのです」と話して下さり、少し解ったような気がしましたが、今一つピンときませんでした。

 今日、近藤教会長さんより「開祖さまこそ、仏性礼拝行をした方です」と話して下さり、そうだそうだったんだと確信し、ピンときました。
開祖さまのあの笑顔、あの合掌の姿、初めてお会いした時に、感激して思わず、涙が流れていたことを思い出しました。その感激が仏性を礼拝して頂けた感動ではなかったかと。今日のセミナーを受けて感じさせて頂きました。私も真似事でも、開祖さまのように、今日を機にまず家族から仏性礼拝行を実行していきたいと思います。

佼成会では、明るく、優しく、温かい人になる。そして近藤教会長さんがおっしゃっている、人と接する時は、「認めて、ほめて、感謝する」と教えて頂いています。それこそが仏性を開く糸口と思いました。

今日のセミナーを聞かせて頂き、ただただ実践していくしかないと感じました。私ごときが実践していくのは、難しいことですが、学んだのですから、実行していきたいと思いました。
今後ともよろしくお願い致します。ありがとうございました。合掌       

大塚支部 伊藤容子