夕食の準備をしていると、中学1年生の次男が「あぁ良かった」、「本当に良かった」と言っている声が聞こえてきました。「何が良かったの?」と聞いたところ、学校での話をしてくれました。
学校行事の合唱コンクールで、クラスをまとめてくれていた指揮者の女子がみんなにアドバイスをしたところ、みんなから責められてしまい、落ち込んでいたそうです。
その時、次男はその子の話を聞いてあげたそうですが、元気になるかどうか心配で、長男にも相談していたようです。話を聞いた事もきっかけとなり、その子にまた笑顔が戻り、指揮者を続ける事ができ、次男は心から喜んでいたのでした。
その話を聞いて、次男が困っている人に優しくし、人の心配ができる人間に成長している事に気づかされ、本当に嬉しく思いました。何がそのように成長させてくれたのか不思議に感じました。もしかすると、(曽祖母、祖父母が、人さまの幸せを願って、信仰をしているからなの)かもしれません。
日頃は、子どもの成績ばかりを見て一喜一憂していますが、人として大事なものは何かをあらためて気づかされました。立派に成長した子どもの人間力を見て、とても温かな幸せを感じました。
2024.12
40代女性