時に思う – ページ 2 – 立正佼成会文京教会

文京教会は、本年（2024年）教会発足65周年をむかえることができました。これは、ひとえに歴代教会長ならびに幹部・会員の皆さまの献身的な精進のお陰さまであり、心から感謝申し上げます。さらには、文京区内の宗教者をはじめ、多くの皆さま方のご理解とお力添いの賜物であり、深く・深く御礼申し上げる次第です。 教会発足65周年の記念事業として、教会の発展に尽力された方々のための物故者供養をはじめ、万灯行進等に使う半纏の新調などを行いましたが、さらにホームページを開設させていただく運びとなりました。 教会発足65周年を機に、今後さらなる精進を誓願するとともに、宗教本来の使命を正しく自覚し、その使命役目をしっかりと果たし、地域社会の平和と発展のために微力ながら貢献させていただきたいとの熱い思いから開設を思い立ちました。そして、今後の編集にあたりましては、以下の3つの願いをこめていきたいと考えています。 まず一番目として、私たち文京教会は、文京区の一員として、この地域の歴史や文化に誇りをもっています。また、人、自然、風景をこよなく愛しています。こうした文京区の価値や魅力をもっともっと大切にし、増やしていきたいと考えています。そのために、地域とのつながりを大事にし、人々の善意とともに、より平和で心豊かな社会をつくることに貢献していきたいと願っています。このホームページがそのための出会いの場となり、情報発信の場となることを期待しています。 二番目として、私たち文京教会は、本会のみならず宗教に対する社会の理解と信頼が高まることを願っています。残念ながら、今日の日本社会では、宗教に対する評価はとても厳しいものがあります。それは一部の宗教教団による事件や行き過ぎた布教活動に主な原因があると思われますが、私たちも省みる姿勢が大切だと受けとめています。 宗教には、倫理道徳を正して安心で住みよい社会をつくること、人間としての精神性を高めること、人々の不安や苦悩をやわらげて安心と希望を与えるという役割があるように思います。このホームページがそうした宗教本来の役割を果たすことを促す機縁となること期待しています。 三番目として、私たち文京教会は、会員・未会員を問わず、広く多くの方々に私たちのことを知っていただきたいと願っています。そのための情報発信として、教会の活動紹介や今後の行事等のご案内もさせていただく予定です。その結果、広く社会の皆さまの私たちに対する理解が深まることを期待しています。 こうした願いが、今後とも長く大事にされていくことを切望しています。 なお、制作にあたりましては、佼成出版社ICT事業部WEB制作課の皆さまから多大なる支援をいただきましたことに心から感謝申し上げます。 合掌 2024年11月29日 立正佼成会文京教会教会長 近藤雅則

ホームページの開設にあたって