先日、大相撲の夏場所が終わりました。石川県出身の希望の星『大の里』が大活躍しましたが、千秋楽では惜しくもモンゴル出身の『豊昇龍』に負け、全勝優勝はできませんでした。
彼にとって思うように勝てなかったことが、また来場所に向けてのエネルギーとなって蓄えられ、今度は新横綱として私たちの前に登場するんですね。
口上では「唯一無二の横綱を目指します」と決意を述べましたが、立派な体格とともに、言動にも横綱らしさが求められると思います。「今後に幸あれ」と、祈らずにはいられません。
年齢を重ねてくると、若い方を見ているだけで力が湧いてきます。私も粘り強く、自分らしさを失わず、布教に立ち向かえるよう精進したいと思います。
与謝野晃子